丼ぶりやパスタなど、さまざまな料理に添えるだけで料理の格を上げてくれる温泉卵。自分で作るにはやや手間がかかりそうなイメージがありますが、思い立ったときにすぐ作ることができます。今回は、電子レンジやウォーターサーバーのお湯を使った簡単な温泉卵の作り方と、おすすめの温泉卵を使った7つのレシピを紹介します。
目次
4.まとめ
1.電子レンジで1分チンするだけ！ 温泉卵の基本の作り方
【必読】卵が爆発しないためのポイント
卵に限らずソーセージや栗も同様ですが、薄い膜や殻で覆われた構造は水蒸気を逃しにくく、調理方法によっては内圧が高まり卵が破裂することがあります。卵を電子レンジで加熱する際は以下の点に気を付けましょう。- 殻なしで調理する
- 黄身につまようじやフォークで穴を開けてから加熱する。
- 調理後は、電子レンジ内で少し冷ましてから取り出す。
マグカップを使う方法
マグカップを使って温泉卵を作る方法を紹介します。用意するもの
- マグカップ：1つ
- 卵：1個
- 水：適量
- つまようじ：1本
作り方
- マグカップに卵を割り入れる。
- 爆発防止のため、卵の黄身をつまようじで1～2カ所刺す。
- 卵が隠れるまで水を注ぐ。
- 電子レンジで様子を見ながら1分ほど加熱。足りなければ10秒ずつ加熱し、完成したら余分な水を捨てる。
おいしく作るコツ
使用する電子レンジや水の量により加熱時間が異なるため、ワット数（500W／600W）に限らず少しずつ秒数を追加してあたためるのがポイント。固めの卵が好きな方は、あたため終わった後もしばらく放置すると余熱で固まってくれます。また、なるべく失敗せずに作りたい方は、100均などで売られている専用の温泉卵調理グッズを使うとよいでしょう。水切りぶたが付いているため、調理も楽です。2.温泉卵の他の作り方
適温のお湯がすぐに使えるウォーターサーバーを活用した作り方や、電子レンジで加熱する際の一工夫を紹介します。番外編として、ゆで卵と同じように鍋を使う方法も。【放置するだけ】ウォーターサーバーを使う方法
保温容器とお湯があれば、放っておくだけで簡単に温泉卵を作ることができます。「レンジ調理は爆発が心配」という方もこの調理法なら安心です。用意するもの
- スープジャーなどの保温容器：1つ
- 殻付き卵：1個
- お湯
作り方
- 保温容器に卵を入れ、卵が浸かるまでお湯を注ぐ。
- 50分ほど放置して完成。
おいしく作るコツ
卵の白身が完全に固まる温度は80℃、黄身が固まる温度は65～70℃前後。そのため、70℃前後のお湯を使うことがポイントです。お湯が熱すぎるときは水を少し加えるといいでしょう。省エネ（エコ）モード機能付きのウォーターサーバーなら70℃前後のお湯がすぐに使えて便利です。【片付け簡単】ラップを使う方法
ラップを使わない作り方では湯切りの手間が生じてしまいますが、ラップを使えば調理も片付けも簡単です。用意するもの
- 深めの耐熱容器：1つ
- 卵：1個
- 水：小さじ1
- つまようじ：1本
- ラップ
作り方
- 耐熱容器に深くたるませるようにラップをかける。
- ラップの上に水を入れ、その上に卵を落とし入れる。
- 爆発防止のため、卵の黄身をつまようじで1～2カ所刺す。
- 電子レンジで様子を見ながら1分ほど加熱。足りなければ10秒ずつ加熱して完成。
おいしく作るコツ
卵をきれいな形に仕上げるために、ラップを深くくぼませるのがポイントです。【番外編】鍋で作る方法
ここまで電子レンジを使って温泉卵を作る方法を紹介してきましたが、オーソドックスな作り方を知りたい方のために、鍋での作り方とコツを紹介します。用意するもの
- 卵：1～4個
- 水：1,000㎖
- 冷水：200㎖
作り方
- 鍋にたっぷり水を入れ、沸騰させる。
- 沸騰したら火を止めて鍋をコンロから下ろす。 冷水を加えたら卵を入れ、ふたをして12～15分放置する。
- 卵を別の器に移し、さらに3～4分置いておけば完成。
おいしく作るコツ
黄身が半熟で白身が固まりかけの「温泉卵」を作るには、厚めの鍋を使い、熱湯と冷水の割合を5：1にするのがポイントです。鍋の温度が高すぎると普通のゆで卵になってしまいます。3. 追加するだけで簡単＆絶品な「温玉」レシピ7つ
温泉卵の作り方が分かったら、早速料理に応用してみましょう。ここでは、追加するだけでさらに料理がおいしくなる、温玉を使った簡単なレシピを紹介します。温玉カルボナーラ
材料（2人分）
- 温玉：2個
- パスタ：200g
- ベーコン：適量
- 玉ねぎ：1/2個
- にんにく：1かけ
- オリーブオイル：適量
- 塩こしょう：少々
- 牛乳：150㎖ ……A
- スライスチーズ：3枚 ……A
- パルメザンチーズ：適量
レシピ
- 鍋でお湯を沸かしてパスタを好みの固さにゆでる。
- ベーコンを短冊切りに、玉ねぎはスライスする。にんにくはみじん切りに。
- 香りを出すために中火でオリーブオイルでにんにくを炒める。 ベーコンと玉ねぎも加えてしんなりするまで炒める。
- 弱火にしてAを加える。
- スライスチーズが溶けてきたらパスタを入れ、塩こしょうで味を整える。
- 温玉をのせてパルメザンチーズをかけたら完成。
温玉かけうどん
材料（1人分）
- 温玉：1個
- うどん：1玉
- めんつゆ（3倍濃縮）：40㎖
- 水：60㎖
- ネギ：適量
レシピ
- うどんをゆでて冷水で洗い、ザルに入れて水分を切っておく。
- うどんを皿に盛り付け、温玉とネギをトッピング。水で薄めためんつゆをかけて完成。 お好みで大根おろしやしらす、かつお節を加えても楽しめます。
温玉ドライカレー
スパイシーなドライカレーに温玉を加えれば、まろやかさが増してより奥深い味わいに。炒めて調味料を加えるだけで完成する簡単レシピです。
材料（2人分）
- 温玉：2個
- しょうが：1/2かけ ……A
- にんにく：1かけ ……A
- 玉ねぎ：1/2
- 合いびき肉：200g
- ケチャップ：大さじ2 ……B
- ウスターソース：小さじ1 ……B
- カレー粉：小さじ1 ……B
- 塩こしょう：少々
- ご飯：2膳
レシピ
- 玉ねぎとにんじん、Aをみじん切りにする。
- フライパンに油をひき、中火でAを炒めて香りを出す。
- 玉ねぎをあめ色になるまで炒めたら、ひき肉を追加して炒める。
- ひき肉の色が変わったらBを加えて水分がなくなるまで煮る。仕上げに塩こしょうで味を整える。
- お皿にカレーをよそい、温玉を中央にのせたら完成。
温玉シーザーサラダ
材料
- 温玉：1個
- サニーレタス：適量
- ベーコン：1枚
- ミニトマト：3～5個
- クルトン：適量
- 粉チーズ：適量
- シーザーサラダドレッシング：適量
レシピ
- レタスを手で食べやすい大きさにちぎる。ミニトマトは半分にカットし、ベーコンは細切りにする。
- フライパンにサラダ油を入れて、ベーコンに焼き色が付くまで焼く。
- 野菜を盛り付けて、冷ましたベーコン、温泉卵、クルトンをのせて粉チーズを振る。ドレッシングをお好みの量かけて完成。
卵かけご飯
材料（1人分）
- 温玉：1個
- ご飯：1膳
- しょうゆ：少々
レシピ
- 炊きたてのご飯を茶碗によそい、くぼみを作る。
- 温玉をくぼみにのせる。
- しょうゆをかけてかき混ぜていただく。ネギやかつお節、バターを加えても合います。
温玉すき焼き丼
材料（2人分）
- 温玉：2個
- ご飯：2膳
- 牛コマ肉：120g
- 玉ねぎ：1/2
- 白菜：適量
- しらたき：100g
- しょうゆ：大さじ2 ……A
- みりん：大さじ2 ……A
- 料理酒：大さじ1 ……A
- 水：200㎖ ……A
- 砂糖：大さじ2 ……A
- 紅しょうが：適量
レシピ
- 材料をすべて1口大に切る。
- Aを混ぜておく。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、牛肉と玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎに火が通ってきたら、白菜としらたき、Aを入れて煮込む。
- 丼にご飯をよそい、具材と温泉卵をのせ、紅しょうがを添えて完成。
温玉チーズトースト
材料（1人分）
- 温玉：1個
- 食パン：1枚
- マヨネーズ：適量
- ピザ用チーズ：適量
レシピ
- パンの真ん中を指で押して軽くへこませる。
- マヨネーズを全体に塗り、中央のへこみに温泉卵をのせる。
- チーズをお好みの量のせて、トースターで焼いたら完成。
4.まとめ
温泉卵の簡単な作り方と、温泉卵を使ったおすすめのレシピを紹介しました。普段の料理に足すだけで味わい深くなり、料理の可能性を広げてくれる温泉卵。破裂には十分気を付けながら、温泉卵のレシピを試してみてはいかがでしょうか。ボトル交換不要。定額制でおいしい水をすきなだけ使えるウォーターサーバー
炭酸水もつくれるウォーターサーバーで、富士山の天然水をたのしむ
- 関連ダグ｜
- レシピ
あわせて読みたい
水で仕上げるレシピ集More
水で仕上げるレシピ集
