Column 02

上質な水から生まれる、日本の美。
暑い夏に涼を運ぶ
レインドロップケーキ。

水晶のように透き通る、
潔いほどシンプルな水菓子。

今、トレンドに敏感なニューヨーカーの間で話題の「レインドロップケーキ」。一見最先端のスイーツのように思えますが、実は日本発祥だったことをご存知でしょうか? “雨の雫”という意味まで美しく思えるこのスイーツは、和菓子の水信玄餅のこと。天然水を寒天で固める、シンプルな水菓子です。

ニューヨークで注目を集めた理由は、なんといってもフォトジェニックなビジュアル。美しく透き通り、光を浴びて輝く球体は、まるで水晶のようです。ぷるんと舌の上を滑り、口の中でとけていく繊細な食感も和スイーツならでは。きなこと黒蜜をかけても低カロリーなので、ヘルシー志向のニューヨーカーたちが絶賛しているのも納得できますね。

涼しげな彩りや音を添えて、
夏の枠のおもてなし。

ひんやり冷たくて、つるんとみずみずしいレインドロップケーキは、夏のおもてなしにぴったり。縁側やベランダの窓際に風鈴を吊るし、涼しげな音色と風流なひとときをゆったりと楽しむのもよさそうです。

笹の葉にのせたり、鮮やかなブルーの器に盛りつければ、暑さも和らいでさわやかな気分になります。

透明度の秘訣は、素材。
レインドロップケーキをおいしく作る。

レインドロップケーキは、素材の味を直に感じるとてもシンプルなお菓子。だからこそ、こだわりたいのは素材選びです。

上質な水を使うこと。そして、植物性のアガーで固めることで、透明度もアップします(ゼラチンだと濁ってしまうのでご注意を)。夏を彩る、お手製レインドロップケーキ。ぜひチャレンジしてみてください。

材料(4個分)

  • パールアガー大さじ1と1/2(15g)
  • 砂糖大さじ1(11g)
  • 420ml
  • 黒蜜、きな粉各適量

作り方

  1. ボウルにパールアガー、砂糖、水120mlを入れてしっかり混ぜる。
  2. 鍋に水300mlを入れて火にかける。沸騰したら弱火にし、1.を混ぜながら少しずつ加える。
  3. ②が完全に混ざったら火から下ろし、鍋底に氷水を当てて粗熱を取る。
  4. ③を型に流し入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
  5. 食べる直前に型から取り出して器に盛り、黒蜜、きな粉を添える。

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