Story 04

「これこそ富士山の水」と誇れる
奇跡の天然水に巡り合うまでの軌跡

富士箱根伊豆国立公園に位置する標高1,030mの土地で採水されている「キララ富士山の天然水」。約2年を費やした水源探索の記録や、知られざる開拓ストーリーをご紹介します。

自分たちの足で、徹底的に探し歩く開拓精神。

採水地のリサーチが始まったのが2011年秋のこと。優れた水質を誇る富士山の中でも、「キララ」にふさわしい天然水を求めて、長い長い探索の旅がスタートしました。

まずは、自分たちの足で情報収集するところから始めました。富士山といっても、静岡側、山梨側などエリアが広く、地域によって水質も大きく異なります。そのため、昔からその土地の水に慣れ親しんだ人へのヒアリングが不可欠だったのです。各市町村を巡り、役場の方、地元の不動産業者はもちろん、デベロッパーなどの不動産関係者まで、さまざまな人に話を聞いて周りました。その結果、山梨側にバナジウムが多く含まれていることが判明したんです。

候補地周辺の地形や写真の資料

山梨側も富士吉田、河口湖、山中湖など選択肢が多いため、実際に現地を視察しながらエリアを絞り込むことに。

私たちの判断基準は、胸を張って「混じりけのない富士山の水」と呼べるかどうかです。よって、富士山に面していない土地や、地下水への影響を与える工場が付近に建っている場所は候補外。必然的に、標高が高く自然豊かな森の中であることが必須条件になります。さらに、井戸の掘削や工場の建設が可能であり、住民の方々の賛同を得られる土地でなければなりません。1カ所1カ所、何度も足を運び、入念なリサーチを繰り返しました。大雪に見舞われ、雪に埋もれながら調査を敢行したことも。

候補地を視察した際の富士山の写真

視察に訪れた場所は実に100カ所を超え、約2年に及んだ採水地のリサーチ。それはまさに、未知なる宝探しのような経験でした。

妥協を許さなかったからこそ出会えた、予想外の奇跡。

紆余曲折を経て、最終的に山中湖エリアに決定。数カ所に絞り込むところまで至ったものの、最後の難関となったのが当社が抱く土地のイメージでした。

いくら条件を満たしていても、自然環境やロケーション、富士山との距離感など、ほんのわずかでも懸念材料があれば、その土地はお蔵入り。厳しい状況に追い込まれ、「もうこれ以上の土地は出てこない」と思ったことも1度ではありません。しかし、最後の最後まで地道な努力を重ねた甲斐があって、文句のつけどころのない採水地に巡り合うことができました。

決定した採水地

そして2013年春、やっとの想いで採水地が決定したあと、思いがけない朗報が飛び込んできました。

土地の権利を取得した直後の2013年6月22日、富士山が世界遺産に登録されました。これにより、富士山麓で天然水の採水工場として認可を受ける最後のメーカーになると言われています。さらに、井戸を掘削してみたところ、シリカが豊富に含まれていることが発覚。富士山麓でシリカを含む場所は珍しく、付近の井戸の水質を調べた時も検出されませんでした。予想外の事実に、掘削業者も驚いていたほどです。

採掘されたばかりの富士山の地下水

採水地が決まったタイミングや、井戸を掘削した位置や深さ。いくつかの偶然が折り重なって、「キララ」は特別な天然水となったのです。

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